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はなでか社長のひとりごと

緊急事態宣言 延長へ

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2ヶ月間に渡る長い自粛生活もあと少しというところで、1都3県の緊急事態宣言は2週間の延長となりました。

2週間の根拠は、対コロナ病床を圧迫している重傷者の回復を目指し、ホテルなどで隔離生活を送っている中等症の患者さんを病院へ受け入れること。そして新規感染者の拡大防止対策。いわゆる医療切迫の事ですが、隔離の患者さんも重症化してしまうことがあるので適切な措置と思います。まずはゆっくりお身体を癒して元気に退院していただけることを切に願います。

解除基準は「一週間平均で140名程度」になることを初めて宣言しましたが、はたして2週間で間に合うのでしょうか。東京都の新規陽性者数が200~300名から鈍化しています。この平均140名って昨年7月~8月頃の新規陽性者数です。ちょうど「Gotoトラベル」が始まった頃の水準です。新型コロナが季節的要素があるならば「冬になれば感染拡大する」と言われていたので、冬に感染拡大は当然ですし、この140名を達成できるのは夏までは難しいということになります。

そもそも、今年1月8日からの緊急事態宣言の解除基準は東京都の新規陽性者数1週間平均で500名でした。その500名を下回っても、やれ医療崩壊だ、やれリバウンドだ、やれ変異ウイルスだ、と不安を煽るように延長を繰り返してまいりましたが、次はどのような理由を付けて延長するのでしょうか。

不要不急の外出自粛、夜の飲食店だけにしぼった時短営業要請では新規陽性者は減るとは思えません。この2週間の延長での経済被害は7,000億円。失業者数は30,000人とテレビニュースでも不安を煽っています。こんな報道必要ありますか?その枠に入ってしまうかも知れない人には恐怖ですよ。

私の自宅近くにある小さな公園にも行き場を失ってしまったのでしょうか、ダンボールで覆われた小さなテントがひっそり佇んでおります。

政府は昨年より多くの支援金、助成金、給付金と財政出動してくれておりますが、一部に届かない人もいるのです。経済を取るか、人命を取るか、どちらを選んでも批判されることは当たり前のこと。ですが「どちらも取らない」ように見受けられます。

もう身近に感じられる脅威は「新型コロナウイルス」ではなくなりました。